就職すれば企業が意思決定をしてくれる。
そんな世の中だから、意思決定能力がなくなってしまうのだけれど、
それでは、これからは生きていけない。
だから、意思決定能力をつけよう!という本。
同感。
自分の意思決定が正しいと信じる力を強めるために、
徹底的に準備をしなくてはいけない。
と書いてあったが、こればっかりやってるわけにはいかないので、
やっぱり、自分に自信を根本的に持っていないといけないのだと思う。
意思決定能力を高めるためには、何のために意思決定をするのか
を明確にし、それを基に行動する。
ただ、間違っていてもリカバーできればいい。
ひとつの決断で、すべてが決まってしまうわけではない。
意思決定について、スピードが要求されることなのかと、
自分のことなのか、仕事のことなのかという軸がある。
その種類によって、方法が異なるとのこと。
二択の選択肢があって悩んだときに、重要なのが、
両方やらないこと。
これは、覚えておきたい。
作者の提案する意思決定方法
①目的を明確にする
②情報をインプットする、集める
③情報を絞り込んで、選択肢を抽出する
④選択肢ごとにシミュレーションする
⑤使いながらリカバリーする
選択肢を抽出できる能力がつけば、意思決定が早くなる
その時に、クライテリア(評価基準・判断基準)を明確にすることで、
意思決定がブレなくなる。
見込み6割で意思決定をし、あとの4割は行動しながらカバーする習慣
があれば、自分に自信がついてくる。
というこは、意思決定能力より、リカバリー能力の方が重要だといういうこと。
リカバリー力をつけたければ、自責で考える力をつけるとよい。
責任とリスクを持つことが、意思決定能力を高めることにつながる。
よい情報を得ることができる環境を自分の周りにつけておくことは、
意思決定においてとても有益である。
ただ、一個思うのは、自分が正しいと思わせてくれる情報なんて、
いくらでもあるということ。
結局、自分が最後までケツをふけると思うやり方を明確にして、
貫くしかないということなんだろうと思った。
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