ITユーザーがシステムの維持管理のために支払う金額は年間1兆円。
それでも国際競争力は世界17位。
それは変ですよね。
それは、保守契約なんてものにお金がかかっちゃってるからですよね。
という内容の本。
そもそも、壊れたシステムを直すのは作った人の責任なんだから、
保守契約なんか結ぶ必要あるの?というのが筆者の言い分。
ものづくりのコスト意識に対して、この非常識はどうしてなのか。
それは、コンピューターは難しいものだという意識から来ている。
冷蔵庫は難しくないけどシステムは難しいと思わせる、システムの
デザインの悪さがあるのかもしれない。
ただ、難しいシステムは分担されて、色々なベンダと色々なソフトの
組み合わせでできているから、切り分けを含めて誰が直すのかと
いうところに不安は正直残るだろう。
ITコスト削減は、そのようにシステムをすべて解決できる人材がいるか
どうかにかかっている。その通りだと思う。
他の人の感想
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