この本は、本当に読んでよかった。
というか、他の人にも読んでほしい。
ドラッカーのマネジメントが組織論のバイブルなら、
この本は、それと並ぶ人間関係構築のためのバイブルだと思った。
人は他の人に負けたくないという思いが少なからずある。
その思いは人によって形は異なるものの、曲がった形で行動に表れてしまう。
その悪い癖を20パターン100ページをかけて説明しているところは、
読み応えがあった。
例えば、「それでOK」と言えば済むところで、自分の考えを述べる。
たとえ、それが相手のやり方でも自分のやり方でもどっちでもいいと思っていても。
そうすると、どうでもいいことであっても、
相手は議論をしなくてはいけないし、検討しなくてはいけない。
それは、何のためにもならない。
とか。
自分は、人に負けたくない気持ちのだろうな。と、
反省する点が多い内容だった。
その他にも人間関係や自分の行動についての悩みについて、
色々ヒントを与えてくれた。
もう一回じっくり読み返したいと思う本だった。
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