読書家の人が結構読んでいる本。
戦略は「分析」ではなく「ストーリー」だと言っている。
大企業に対して年100件の受注を取るために、
要望の高い機能を追加するのではなく、
読んだ本を捨てられない人のためのインフラとして、
買取専門の中古本取扱店を作ろうとか(ブックオフの話)。
色々、たくさんヒントもあっていい本だと思うし、
世の中に何かを提案したい人は、読むべき本だと思う。
ただ、この人が言っているストーリーのようなことは、
企業がサービスを作るときには考えていることだと思う。
問題は、それが明確になっていなかったり、
サービスが大きくなっていくにつれて、
ぼやけてしまったり、ぶれたりすることだと思う。
最初に考えたストーリーを、どうやって実現していくのかが、
難しいのだろうなと思った。
ちなみに、この後に読んだリーン・スタートアップに、
その答えらしきものが載っていた。
というか、この本の問いに対する答えが、
リーン・スタートアップに載っている気がする。
ぜひ、リーン・スタートアップも読んでみてください。
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『ストーリーとしての競争戦略』への批判について思うことby筆者
http://diamond.jp/articles/-/14387
他の人の感想
http://ameblo.jp/tommy-sore/entry-11228684773.html
http://d.hatena.ne.jp/ubukatamasaya/20110320/1300620599
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