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備忘録のための読書感想文

読んだ本の内容を思い出せるように、読書感想文を書いています。
最近読んだ本でおもしろかったのは、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。
よくある、解説書を何となく物語り風にしたやつだと思ってたんですが、そうではなく、ダビンチコードのような謎解き物語でした。 オススメです!

あと、知的財産権についてちょっと詳しくなろうと思っています。
コンテンツのデジタル化について(私見)

思春期ポストモダン―成熟はいかにして可能か(斎藤 環)


筆者の言葉の作り方がなかなかいい。

この本の主題は、「病因論的ドライブ」というもの。
この本も、「思春期ポストモダン」という名前に惹かれて買った。

その病因論的ドライブとは、「環境」も悪くなく、「個人」も病気では
ないが、社会環境と自分の関係性により、問題になるということ。
ただ、それは、関係性の問題ではなく、継続的に負のループに
入ってしまうことで、問題を引き起こすことだという。

つまり、ちょっとした理由で学校に行けなくなった人が、
そのままひきこもってしまい、
ひきこもっていることで社会に出ていけなくなり、
それがさらに自分へのマイナスのイメージになり、
さらに社会に出ていけなくなり、
暴力をふるうようになる。
というような問題のこと。

筆者は精神病のお医者さんなのだが、すごく哲学的な本だと思う。

昔は、生き延びることが命題であって、子供は中学卒業ぐらいには、
独り立ちすることを求められた。
もっと過去にさかのぼれば、15歳で元服し、大人の仲間入りをした。

しかし、現代では、大学を卒業するまで独り立ちはしない。
人は、幼い頃は親と自分との関係性にアイデンティティを持つ。
しかし、思春期になって恋愛をしたりする中で、自分というアイデンティティ
を持たなくてはいけなくなり、自分で自分の常識を考えていくことになる。
ここで、成熟するための社会が昔はあった。

しかし、現代では、大学を卒業し、社会に入っても、最初は育てられ、
なかなか独り立ちとはいかない。だから、成熟年齢が上がっている。
そこに解答のある問題をひたすら解いてきた経験が相まって、
白か黒でしか判断できない未熟さが若者の中ではびこる。


とのこと。

あと、おもしろかった文章の引用。

イタリアのマザコンは母親にひっぱたかれても尊敬し続けるが、
日本のマザコンは母親を殴りながら甘え続ける。

思春期を勝ち残るのは、極めて要領のよい「自分探し系」か、
ルサンチマンをバネに向上心を捨てなかった「ひきこもり系」のいづれか、
ということになる。

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他の人のレビュー
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071218/143355/?rt=nocnt
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50963074.html
http://blog.livedoor.jp/henry_mania/archives/1347147.html





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