2010年9月に新しく総務大臣になった片山善博さんが
鳥取県知事だったときに、どのような改革を行ったか
を書いた本。
彼の哲学、仕事の仕方がよくわかる本だった。
何がすごいかというと、議会と最終的にはあるべき関係
を構築できたということ。阿久根市も名古屋市も改革で
有名だが、議会との関係がよくなくて行き詰ってしまっている。
もともと自治省の役人だったことも手助けしたのだろうが、
今までのやり方を大きく変えているにもかかわらず、
議会がそれについてきたのがすごい。
彼の大きなスタンスのひとつが、情報公開だった。
情報公開というのは、ウソをついたり、コソコソしたり
しないことという意味。
何かというと、今までは、議会はあらかじめ議員が
質問する内容を知事が知っていて、円満に議会が
進行するのをよしとしていた。
その逆もあって、知事が何かをしたいときは議会に
かける前に、有力議員に裏を取っていた。
それをやめた。
議会をガチンコ勝負にしたのだ。
それを議会は議会軽視だと言い、最初はもめた。
が、最終的にその形に落ち着かせた。
情報公開という意味では、鳥取県の大地震の時は、
普通、メディアへ情報提供は記者会見でやるもの
だが、彼は、災害対策本部へのメディアの立ち入りを
許可した。
すべての会話を記者が聞くというfreeな状況だった。
個人的に、彼が大臣をやることにとても期待している。
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他の人のレビュー
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